共通の趣味は会話のタネ
図書館の4人掛けテーブルで、本を読んでいたら
「こちら同席してもよろしいですか?」と
向かいの席の椅子を指して、女性に声を掛けられました
「どうぞ」と返事をして、そのまま読書を続けました
女性もバッグから本を取り出して、読書を始めたようでした
しばらく、お互いに読書に夢中になっていたら
突然、立ち上がる気配がして、反射的に女性を見てしまいました
そして、目が合うと
「時間が気になって」「この後行く所があるので、時計を見たくて」と
言われました、突然立ったのはその為だったのかと分かりました
私は本の続きを読もうと、目を本に向けようとしたら
「本が面白くて、ついつい読書に夢中になってしまって」と
笑顔で言われました
自分と同じ様に、私も読書に夢中になっていると見えた様でした
実際に私も、本が面白く、時間を忘れて読んでいました
もうしばらく読書をして
「お先に失礼します、ありがとうございまいた」と言って
女性は去って行きました
共通の趣味があると、初対面でも話ができると思いました
ちょっと、ほっこりした気分になりました